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「ムーン・アンド・サンド」その1
『Guitar Forms/ケニー・バレル』
ギル・エヴァンスの美しいホーン・アレンジがメロディを引き立てる
「ムーン・アンド・サンド」が収録されているこのアルバムは、日本盤は『ケニー・バレルの全貌』というベスト盤みたいなタイトルが付いているけど、オリジナルはサブタイトルまでつなげると『ギル・エヴァンスの編曲と指揮によるギターのカタチ(Guitar Forms)』である。さらにLPだと裏ジ・・・
「ムーン・アンド・サンド」その2
『Standards Vol.2/キース・ジャレット』
キース・ジャレットは名曲発掘人でもある
キース・ジャレットが、通称「スタンダーズ・トリオ」で、ジャズ・スタンダードの演奏を始めた(録音した)のは1983年のこと。このトリオは2011年現在でも活動を続けている長寿トリオとなり、ジャズ・ファンなら知らない人はいないと思うほど有名だ。そんなスタンダーズ・トリオだけど、発足当時は「ソロ・ピアノ・イ・・・
「ムーン・アンド・サンド」その3
『Standards Zone/ブライアン・メルヴィン』
ジャコ・パストリアス唯一のジャズ・スタンダード集
ジャコ・パストリアス(ベース)といえば、「エレクトリック・ベースでベースの世界に革命を起こした」人だが、これは「アコースティック・ジャズ・ベース」の世界とは別の話。ジャコ出現以前も以後も、いわゆる4ビート・ジャズではエレクトリック・ベースは多くは使われていない。どんなにエレクトリック・ベース・・・
「マイ・フェイヴァリット・シングス」その1
『My Favorite Things/ジョン・コルトレーン』
「大ヒット中」ミュージカル曲のジャズ・アレンジ・カヴァー
「マイ・フェイヴァリット・シングス」はミュージカル『サウンド・オブ・ミュージック』の挿入歌で、「私のお気に入り」のタイトルでもよく知られていますね。ジャンルを超えてすっかりスタンダードになっていますが、ジャズで一番有名なのは、ジョン・コルトレーン(ソプラノ・サックス)の『マイ・フェイ・・・
「マイ・フェイヴァリット・シングス」その2
『Rah/マーク・マーフィー』
ジャジーで粋な替え歌ヴァージョン
元曲が歌詞付きの場合、カヴァーでも当然その歌詞が歌われるわけですが、ジャズ・ヴォーカルの場合、替え歌や歌詞の追加は珍しくありません。この「マイ・フェイヴァリット・シングス」の歌詞は、タイトルどおり「私のお気に入り」を韻を踏んで羅列するものですが、マーク・マーフィー(ヴォーカル)はまずそれを歌った後、みごとな・・・
「マイ・フェイヴァリット・シングス」その3
『After The Rain/ジョン・マクラフリン』
あえてコルトレーンから離れたトリビュート
「マイ・フェイヴァリット・シングス」はコルトレーンの(元曲とは対極の)いわゆる「モード手法」アレンジで演奏され、広くジャズ・スタンダードになった曲なので、多くのジャズ・ミュージシャンはコルトレーン・ヴァージョンを元として演奏するんだけど、ここでのジョン・マクラフリンは「コルトレーン愛奏曲集」アルバム・・・
「マイ・ファニー・ヴァレンタイン」その1
『Chet Baker Sings/チェット・ベイカー』
怪しい魅力にあふれたベイカーのヴォーカル
「マイ・ファニー・ヴァレンタイン」は、ジャズ・スタンダードとして絶大な人気があり、ヴォーカル、インスト問わず多くの演奏が残されている。もちろん現在でも現役のスタンダードだ(特に2月ね)。そんな中で最も有名なヴァージョンのひとつであり、かつ実はかなり異色なのが、このチェット・ベイカーの「歌」。ベイカーはチャー・・・
「マイ・ファニー・ヴァレンタイン」その2
『My Funny Valentine/マイルス・デイヴィス』
断片的なメロディーに曲のエッセンスを凝縮
マイルス・デイヴィスの「マイ・ファニー・ヴァレンタイン」は2ヴァージョンある。ひとつは1956年の『クッキン』収録ヴァージョン。これもいいけど、ここではアルバム・タイトルになっている64年『マイ・ファニー・ヴァレンタイン』収録ヴァージョンを紹介したい。ハービー・ハンコック(ピアノ)、ロン・カーター(ベース)・・・
「マイ・ファニー・ヴァレンタイン」その3
『Undercurrent/ビル・エヴァンス&ジム・ホール』
原曲をこんなに変えてもいいんだ、という名演
「マイ・ファニー~」は、ミュージカルの名コンビ「ロレンツ・ハート(作詞)&リチャード・ロジャース(作曲)」による作品。「いとしのヴァレンタイン」という邦題もあるようにラヴ・ソングなんだけど、そんな内容はどうでもいいと思っているくらいに(?)、演奏の「素材」として取りあげたのがビル・エヴァンス(ピアノ)とジ・・・
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