ビル・エヴァンス『自己との対話』録音(1963年)
ビル・エヴァンスといえば、ピアノ・トリオ。特にベーシストとからむ「インタープレイ」は彼のスタイルの代名詞でもあった。彼が残した膨大な数のアルバムのほとんどはピアノ・トリオ編成であるが、それらの中で異色中の異色と言えるのが『自己との対話』。そこでは多重録音で、自分自身のピアノと「インタープレイ」を繰り広げている。曲によっては2回重ねて、現実にはありえないビル・エヴァンス3人の共演となっている。
写真:『Conversations with Myself/Bill Evans』(Verve)