今月の新譜紹介は、今や日本を代表する女性サックス奏者・小林香織の7枚めのアルバム『SEVENth』。「日本を代表する」というのは誇張じゃないよ。アジア各国での人気がすごいというのは1年前の前作『PRECIOUS』の紹介で伝えているけど、そこからさらに人気はうなぎのぼり。
キャンディ・ダルファーの出世作『サックス・ア・ゴー・ゴー』がブレイクしたのは1993年のこと。新人なのにタワー・オブ・パワー・ホーンズやメイシオ・パーカー&JBホーンズという大御所を従えて、それはそれは強烈なインパクトだったのをよく覚えてる。
昨年秋の『アフター・ダーク』からほぼ1年、ヘイリー・ロレンの新作が届いた。その間に彼女は2回も来日しライヴを行なっていることからもわかるように、日本での人気は急上昇中である。
noonはジャンル分けすれば、迷うことなくジャズ・ヴォーカルなんだけど、いわゆる伝統的なジャズ・ヴォーカルとはちょっと違う。歌唱スタイル、例えば大胆なフェイクや、スキャットばりばりとはかなり違うし、また、例えば紫煙漂う夜中のジャズ・クラブみたいなイメージからも遠い。
このアルバムは渡辺貞夫の、音楽活動60周年記念アルバムとなる。1951年に上京し、プロとして音楽活動を始めて60年、1961年の初リーダーアルバム『渡辺貞夫』の発表から50年。なんとこれが71作め、常に日本のジャズ・シーンを引っ張り続けてきた渡辺貞夫の活動は、今もまったく衰えることはない。
当店がカナダの歌姫、ソフィー・ミルマンをデビュー時からずっと応援していることは、常連さんならみんなご存知だと思いますが、早いものでもう4枚目のアルバムになります。
今回の紹介するアルバムは5枚のCDと1枚のDVDのセット。タイトルどおり、ウェザー・リポートのドイツでのライヴを集めたもので、CDには1975年、78年、83年の3回のステージが収められ、DVDはそれぞれのライヴから1曲ずつが映像で収録されている。
日本盤タイトルは、テーマを表した『トリビュート・トゥ・マイルス・デイヴィス』。原題は直接的に内容を表している『TUTU Revisited』。『TUTU』は、1986年に録音・発表されたマイルス・デイヴィスのアルバムのこと。つまり、これは「『TUTU』を顧みて、マイルス・デイヴィスに捧げる」というアルバム。
ジャズ・ヴォーカリスト、ヒラリー・コールは2009年アルバム・デビュー、この『スウィート・モーメンツ』は3枚めのアルバム。と聞くとまだまだ若手・新人みたいだけど、もうキャリアは長く、日本での人気も高くて、Jazz Cafeの常連さんならもうよくご存知ですよね。
ヴォーカリスト、ジェームス・トーメと言っても、これが本格デビュー・アルバムなのでその名を知る人は多くはないと思いますが、オヤジがメル・トーメと聞けばちょっと聴いてみたくなりますよね。